蛙鳴蝉噪 ( あめいせんそう )

「蛙鳴蝉噪」の意味

中身がない議論や文章のことを指すということ。

「蛙鳴蝉噪」の使い方

友達が長い話をしているけれど、内容がさっぱりわからず、まさに「蛙鳴蝉噪」だと思った。

小学生に理解できる「蛙鳴蝉噪」を使った物語

昔々、緑あふれる小さな村に、カエルとセミが住んでいました。この村では、昼間はセミたちが元気よく鳴き、夜になるとカエルたちが大声で合唱を始めました。村人たちはその音楽を楽しんでいましたが、ある日、カエルとセミたちが集まって会議を開くことになりました。

カエルのリーダーが、「私たちはもっと村を良くするために、アイデアを出し合おう!」と元気よく提案しました。しかし、話が進むにつれて、カエルたちはただ声を張り上げるばかりで、具体的なアイデアが出てきませんでした。セミたちも負けじと、同じように大声で鳴き続けましたが、誰も何を言っているのか理解できませんでした。

村人たちは、カエルやセミの騒音を聞きながら、「これは一体何の議論だろう?」と首をかしげました。結局、何の結論も出ないまま会議は終わってしまい、村人たちはがっかりしました。この様子を見て、村の賢者が言いました。「これがまさに蛙鳴蝉噪だな。騒がしいだけで、中身はない。」

その後、村人たちはこの出来事を教訓にし、議論や話し合いをする際には、具体的なアイデアや意見を大切にすることに決めました。カエルとセミも、次回の会議では静かに耳を傾け、しっかりとした議論をしようと心に誓いました。こうして、村は少しずつ成長し、賢い議論の場となったのです。

慣用句 学習用問題