一得一失 ( いっとくいっしつ )

「一得一失」の意味

物事には良い面と悪い面があるということ。

「一得一失」の使い方

友達と遊びに行くときに、楽しい時間を過ごす代わりに宿題ができなくなってしまったので、まさに「一得一失」だと思った。

小学生に理解できる「一得一失」を使った物語

昔々、ある小さな村に「利益をもたらす魔法のリンゴ」がありました。このリンゴは特別で、食べるとどんな願い事でも一つ叶えてくれるという不思議な力を持っていました。村の人々はこのリンゴを手に入れようと、毎日森に通いました。しかし、村の長老が言いました。「このリンゴは素晴らしいが、注意が必要だ。食べた者は必ず一つの大切なものを失うことになるから。」

ある日、勇気ある少年がこのリンゴを手に入れ、願い事を考えました。「もっとお金が欲しい!」と願った瞬間、彼の前に金貨が現れました。しかし、喜びも束の間、彼は大切な友情を失ってしまいました。友達が彼を裏切り、一緒に遊ぶことができなくなってしまったのです。少年はその時、リンゴの不思議な力の裏に潜む真実に気づきました。

少年はリンゴの教訓を胸に、次第に他の村人たちにもそのことを伝えました。「良いことがあれば、必ず悪いこともある。だから、慎重に選ぼう。」村の人々は彼の話を聞き、リンゴの力をうまく利用する方法を考え始めました。例えば、願い事をするときに、何を失うかをしっかり考えるようになったのです。

それからというもの、村はますます賢くなり、物事の両面を理解することができるようになりました。村の人々は、便利なものや楽しいことには、必ずその裏にあるリスクや代償があることを忘れず、バランスを保ちながら生活しました。こうして、村は「一得一失」の教訓を大切にし、幸せに暮らすことができたのです。

慣用句 学習用問題