昔々、あるところにかたつむりが住んでいました。このかたつむりはとても小さくて、彼の角もまた小さいものでした。しかし、その小さな角の上には、二つの国がありました。左側には触氏の国、右側には蛮氏の国がありました。ふたつの国は、ほんの小さな土地を巡って、いつも争っていたのです。
触氏の国は、どちらかというと穏やかで、仲間と仲良く暮らしていました。一方、蛮氏の国は、ちょっと荒っぽい性格の住民が多く、いつも「自分たちの土地が一番だ!」と叫んでいました。ある日、両国の代表者が集まり、どちらの国がその小さな土地を所有しているのかを話し合うことになりました。しかし、その話し合いはすぐに大騒ぎになり、互いに言い合いを始めてしまいました。
「私たちの方が早くからここに住んでいた!」と触氏が叫び、「でも、私たちの方がこの土地を良く知っている!」と蛮氏が反論しました。結局、彼らは小さな土地を巡って何時間も言い争っていました。その様子は、まるでかたつむりの角の上で大きな戦いが繰り広げられているかのようでした。周りの仲間たちは、彼らの争いを見て「なんて無駄なことをしているんだろう」と思いました。
このように、蝸角の争いはとても小さなことでありながら、時には大きな問題に発展してしまうことがあるのです。私たちも、そんな小さなことで争うのはやめて、大切な友達や仲間を大事にした方がいいのかもしれませんね。ささいなことで争うことは、結局は自分たちの時間とエネルギーを無駄にするだけだということを、忘れないようにしましょう。