過庭之訓(かていのおしえ)

「過庭之訓」の意味

父から子への教え。家庭での教え。

「過庭之訓」の使い方

「人の気持ちを考えなさい」という父の言葉は、ぼくにとっての過庭之訓だ。

小学生に理解できる「過庭之訓」を使った物語

けんじの家では、毎週日曜日の朝に、父といっしょに庭の掃除をします。落ち葉を集めながら、父はいつもいろいろな話をしてくれます。

ある日、けんじは学校で友だちとけんかをしたことを、ぽつりと話しました。父は手を止めて言いました。「自分が悪かったと思うところがあったら、先に謝ればいい。謝るのは負けじゃないよ」

けんじは次の日、友だちに「きのうはごめん」と言いました。すると友だちも「ぼくも言いすぎた」と謝り、二人はまたいっしょに遊ぶようになりました。

国語の時間、先生が「過庭之訓」という言葉を紹介しました。「父から子への教え、家庭での教えという意味です。家の中で親から教わることは、一生の宝になることがありますよ」

けんじは、日曜日の庭での父の話を思い出しました。「謝るのは負けじゃない」という言葉は、けんじにとっての過庭之訓なのだと気づいたのです。

その夜、けんじは父に「お父さんの言ったとおりにしたら、仲直りできたよ」と伝えました。父はうれしそうに笑いました。けんじは、これからも日曜日の掃除の時間を大切にしようと思いました。

慣用句 学習用問題