みさきのクラスでは、文化祭の出し物を決める話し合いが開かれました。司会のみさきが「意見がある人は、遠慮しないで言ってください」と言うと、次々に手が挙がりました。
「劇がいいと思います。みんなで一つのものを作れるから」「いや、お化け屋敷のほうが、ほかのクラスの人が楽しめるよ」「展示なら準備が少なくてすむよ」
意見は出るたびに理由がついていて、反対の意見にもすぐに答えが返ってきました。教室はとてもにぎやかになり、気がつけば一時間がたっていました。
担任の先生は、うれしそうに言いました。「侃侃諤諤の話し合いでしたね。遠慮せずに意見を言い合って、盛んに議論することを言うんですよ。いい話し合いができました」
最後に、みさきは出た意見を黒板にまとめ、多数決をとりました。結果は、劇とお化け屋敷を合わせた「お化けの出る劇」に決まりました。
反対していた人も「その形ならいいね」と笑っていました。みさきは、侃侃諤諤と意見をぶつけ合ったからこそ、みんなが納得できる答えが見つかったのだと感じました。