頑迷固陋(がんめいころう)

「頑迷固陋」の意味

頑固で考えが古く、物事の正しい判断ができないこと。

「頑迷固陋」の使い方

祖父は頑迷固陋なところがあり、新しい家電をなかなか使おうとしない。

小学生に理解できる「頑迷固陋」を使った物語

昔々、山のふもとの村に、もの知りで知られる長者が住んでいました。長者は村のことを何でも決めていましたが、新しいやり方を聞くと、いつも首を横にふりました。

ある年、村の若者が、となり村で使われている新しい水車の話を持ってきました。「これを使えば、田んぼに水を引くのがずっと楽になります」けれど長者は「昔からのやり方で十分だ。新しいものなど信用できん」と取り合いませんでした。

その夏は雨が少なく、村の田んぼはひび割れてしまいました。一方、新しい水車を使ったとなり村の田んぼは、青々としていました。

長者は、となり村の田んぼを見て、しばらく立ちつくしました。そして村に帰ると、若者を呼んで頭を下げました。「わしは頑迷固陋であった。頑固で考えが古く、正しい判断ができなかったのだ」

若者たちは長者といっしょに、となり村に水車の作り方を教わりに行きました。次の年、村の田んぼにも水車が回り、秋には豊かな実りをむかえました。

それから長者は、何か決めるときには、まず若者たちの話を聞くようになりました。頑迷固陋だった自分をふり返ったことで、村はもっと暮らしやすくなったのです。

慣用句 学習用問題