狂言綺語(きょうげんきご)

「狂言綺語」の意味

道理に合わない言葉や、うわべを飾った言葉。また、物語や小説を低く見ていう言葉。

「狂言綺語」の使い方

昔のお坊さんの中には、物語を狂言綺語として軽んじる人もいた。

小学生に理解できる「狂言綺語」を使った物語

中学二年のあやねは、小説を書くのが好きです。休み時間にはいつも、ノートに物語の続きを書いています。

ある日、親せきの集まりで、年配のおじさんがあやねのノートを見て言いました。「小説なんて狂言綺語だよ。作り話ばかり読んだり書いたりしていないで、もっと役に立つ勉強をしなさい」

あやねはしょんぼりしました。家に帰ってから辞書を引くと、「狂言綺語」は「道理に合わない言葉や、うわべを飾った言葉。また、物語や小説を低く見ていう言葉」と書いてありました。

次の日、国語の先生に話してみると、先生は笑って言いました。「昔は、物語を狂言綺語と呼んで低く見る人もいたんだよ。でも、そう言われながらも、すばらしい物語はたくさん書かれて、今も読みつがれているでしょう」

先生は続けました。「物語には、人の気持ちを考える力を育てる働きもある。あやねさんの書く話も、だれかの心を動かすかもしれないよ」

あやねは、元気を取りもどしました。その夜、ノートの最後に「いつか、読んだ人が元気になる物語を書く」と書きこみました。そして、物語の続きをまた書きはじめたのでした。

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