塞翁之馬 ( さいおうのうま )

「塞翁之馬」の意味

出来事の幸せや不幸せは、後になってみないと分からないということ。

「塞翁之馬」の使い方

友達と遊んでいたら、遅刻してしまったけれども、途中で事故にあわずにすんだことを話していて、まさに「塞翁之馬」だと思った。

小学生に理解できる「塞翁之馬」を使った物語

昔々、ある村に住む老いたおじいさんがいました。彼は毎日、平和な日々を送っていましたが、ある日、彼の大切な馬が逃げてしまいました。村の人々は心配して、「ああ、なんて不幸なんだろう」と言いました。しかし、おじいさんは静かにこう言いました。「これが本当に悪いことかは、まだわからないよ。」

数日後、逃げた馬は立派な駿馬を連れて帰ってきました。村の人々は驚きました。「おじいさん、こんな良い馬が戻ってきて、あなたは幸せですね!」と声を上げました。しかし、おじいさんは再びこう言いました。「幸せかどうかは、まだわからないのだ。」

その後、おじいさんの息子がその新しい馬に乗って出かけましたが、途中で落馬してしまいました。彼は足を骨折し、しばらくの間、歩くことができなくなりました。村の人々は再度、「おじいさん、なんて不幸なことでしょう」と言いましたが、おじいさんはまたしても冷静でした。「これが本当に悪いことかは、まだわからないよ。」

しばらくすると、徴兵の知らせが村にやってきました。若者たちは皆、戦争に行かねばならなかったのですが、おじいさんの息子は足を怪我していたため、徴兵を免れたのです。それを聞いた村の人々は、おじいさんの言葉を思い出して、幸運と不運はいつも隣り合わせであることを学びました。おじいさんは笑いながら言いました。「だから、幸せや不幸は、後になってみないとわからないのさ。」

慣用句 学習用問題