昔々、広い森に住む狼と狽は、いつも一緒に冒険を楽しんでいました。彼らは、お互いに助け合いながら、楽しい日々を過ごしていました。しかし、ある日、思いもよらない出来事が彼らを待ち受けていました。
その日は、森の奥深くで珍しい果物が実る場所を見つけるために、二人はいつも以上に早起きしました。早朝の光が差し込む中、彼らは元気よく出発しました。しかし、森の中を進むうちに、大きな雷鳴が轟き、暗い雲が立ち込めてきたのです。
「これは大変だ!」と狼が叫びました。「早く安全な場所に避難しよう!」しかし、狽は急に足を痛めてしまい、立ち上がれなくなってしまいました。狼は急いで狽を背負い、二人は一緒に森の奥へ逃げ込むことにしました。
しかし、雷の音が近づくにつれて、狽は不安になり、あわてふためいて「どうしよう、どうしよう!」と叫びました。狼も焦りながら、「落ち着いて、僕がいるから大丈夫だよ!」と励ましました。結局、彼らは無事に洞窟にたどり着き、嵐が過ぎ去るのを待つことができました。この出来事から、あわてふためく様子を「周章狼狽」と呼ぶようになったのです。