ある日、小さな森に住むねずみのミーがいました。ミーはいつも食べ物を探すのが大好きでしたが、どこに行くか決めるのが苦手でした。ある日、ミーは美味しそうなチーズの匂いを嗅ぎつけました。しかし、チーズは大きな岩の奥に隠れているのか、それとも森の奥深くにあるのか、全く分かりませんでした。
ミーは穴の前に立ち、迷っていました。「どちらに行こうかな?あっちの方が安全そうだけど、あそこにチーズがあるかもしれない…」と、首を出したり引っ込めたりしました。周囲をうかがうミーの姿は、まるで首を出したり引っ込めたりするねずみのようでした。彼はあまりにも優柔不断で、結局、どちらにも進むことができませんでした。
その時、森の仲間たちが集まってきました。「またミーは決められないでいるね」と言われました。他の動物たちは、ミーがいつもどっちつかずの態度をとっていることを知っていました。「ミーはいつも首をひょこっと出して、どちらに行くか迷っているから、信用できないと思われてしまうよ」と、フクロウが言いました。
その言葉を聞いたミーは、ハッとしました。「そうだ、もう少し自信を持って決める勇気を持たなければ!」と心に誓いました。そして、次の日、ミーは思い切って前に進むことにしました。チーズのほうに向かって、勇気を出して一歩を踏み出したのです。ミーは、優柔不断から脱却し、自分の選択を信じることができました。