多岐亡羊 ( たきぼうよう )

「多岐亡羊」の意味

選択肢が多すぎて、どれを選べばいいのか迷ってしまうということ。

「多岐亡羊」の使い方

宿題を終わらせるために、たくさんの参考書を見ていると、どれを使えばいいのか分からず、まさに「多岐亡羊」だと思った。

小学生に理解できる「多岐亡羊」を使った物語

昔々、ある村に羊飼いの少年が住んでいました。彼は毎日、自分の羊たちを広い牧場で遊ばせていました。しかし、ある日、羊たちが逃げ出してしまったのです。少年は急いで羊を追いかけましたが、突然、目の前に三つの分かれ道が現れました。彼は一瞬、どの道を選べば羊を見つけられるのか迷ってしまいました。

最初の道は山へ続いていました。少年は「羊が山に隠れているかもしれない」と考えました。しかし、次に見た道は川の方へ向かっていました。「羊は水が好きだから、川に行ったかもしれない」と思いました。そして最後の道は森の中へと続いていました。「森には草がたくさんあるから、羊はきっとそこにいるはずだ」と彼は心の中で叫びました。

少年は、どの道を選ぶべきか迷い続けました。時間が経つにつれ、羊たちがどんどん遠くに行ってしまうのではないかと不安になりました。選択肢が多すぎて、どれを選んでも正しいかどうか分からなくなってしまったのです。結局、彼は一つの道を選ぶことができず、羊を見失ってしまいました。

その後、少年は村の賢いおじいさんにこの出来事を話しました。おじいさんは「選択肢が多いと、迷ってしまうことはよくあることだよ。大切なのは、どの道を選んでも、信じて進むことだ」と教えてくれました。この教えを胸に、少年は次からは自分の選択肢を整理し、勇気を持って道を選ぶことにしたのです。

慣用句 学習用問題