脱兎之勢 ( だっとのいきおい )

「脱兎之勢」の意味

何かを素早く行うことを表しているということ。

「脱兎之勢」の使い方

授業中、友達が急に大きな声を出して笑いだしたとき、私は驚いて振り返ったら、その友達がまるで「脱兎之勢」で逃げるように教室の外に飛び出していったのを見て、まさに「脱兎之勢」だと思った。

小学生に理解できる「脱兎之勢」を使った物語

ある日の午後、カラフルな葉っぱが舞い散る公園で、子供たちが遊んでいました。中でも、元気いっぱいの太郎くんは、友達と一緒にかくれんぼをしていました。彼は隠れ場所を見つけると、すぐにその場所に飛び込んで、息をひそめました。

しばらくして、鬼役の花子ちゃんが近づいてきました。太郎くんは、彼女に見つからないようにしっかりと身を隠していましたが、友達の健太くんが突然大きな声を出しました。「あっ、見つけた!」と言った瞬間、太郎くんはまるでうさぎのように素早く動き出しました。その様子はまさに「脱兎之勢」で、周りの子供たちもびっくりして目を丸くしました。

太郎くんは、鬼役の花子ちゃんが彼を見つける前に、全速力で別の隠れ場所に向かいました。彼の足音は、まるで風が吹くような音で、公園中に響き渡りました。みんなが「おお、太郎が逃げてる!」と声をあげる中、太郎くんはどんどん遠くへと駆けていきます。

その時、彼の心の中には「絶対に見つからない!」という強い思いがありました。どんなに不安でも、彼はそのすばやさで乗り越えていくのです。結果的に、花子ちゃんは太郎くんを見つけられず、他の子供たちが彼を称える声が響きました。太郎くんはその日、逃げることの楽しさを知り、仲間たちと一緒に「脱兎之勢」の冒険を楽しんだのでした。

慣用句 学習用問題