落花狼藉(らっかりょうぜき)

「落花狼藉」の意味

①花が散り乱れている様子。②物が乱雑に散らかっている様子。

「落花狼藉」の使い方

風の強い日のあと、公園の桜の木の下は落花狼藉のありさまだった。

小学生に理解できる「落花狼藉」を使った物語

春の休みの日、ゆなは家族といっしょに、近くの公園へお花見に行きました。公園には、たくさんの桜の木があり、花びらがひらひらとまっていました。

その日は風が強く、桜の花びらが雪のようにふりそそいでいました。地面は花びらでうめつくされ、ベンチの上にも、ゆなの頭の上にも、ピンク色の花びらがたくさん落ちてきました。

「わあ、花びらでいっぱいだね」。ゆなが言うと、おじいちゃんが目を細めて言いました。「落花狼藉だね。花が散り乱れている様子のことを、そういうんだよ」。

ゆなは、両手で花びらをすくって、空に向かってふわりと投げました。花びらは風に乗って、遠くまで飛んでいきました。

家に帰ると、ゆなはすっかりつかれて、自分の部屋に入りました。ところが、部屋の中は、ぬいだ服や読みかけの本、おもちゃが床に散らばっていました。それを見たお母さんが笑って言いました。「ゆなの部屋も落花狼藉ね。物が乱雑に散らかっている様子のことにも使うのよ」。

ゆなは「同じ言葉でも、公園の桜はきれいだったのに」と苦笑いしました。そして、その日のうちに部屋をきれいに片づけたのでした。

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