和魂漢才(わこんかんさい)

「和魂漢才」の意味

日本の心を大切にしながら、中国の学問を学び取ること。

「和魂漢才」の使い方

社会の授業で、昔の日本人が和魂漢才を大切にして中国の学問を学んだことを知った。

小学生に理解できる「和魂漢才」を使った物語

中学二年のりくは、国語の授業で、平安時代の文学について学んでいました。先生は、そのころの貴族たちが、中国の漢詩や漢文を熱心に学んでいたことを話してくれました。

「でも、平安時代の人たちは、中国の学問をそのまままねするだけではありませんでした。漢字をもとにして、ひらがなやかたかなを生み出し、日本の気持ちを表す和歌や物語を書いていったのです」。

先生は、黒板に「和魂漢才」と書きました。「日本の心を大切にしながら、中国の学問を学び取ることを、和魂漢才といいます。このころの人たちの学び方は、和魂漢才そのものですね」。

りくは、教科書にのっている和歌を読んでみました。ひらがなで書かれた歌には、季節の移り変わりや、人を思う気持ちが、やさしい言葉で表されていました。

家に帰ったりくは、お父さんにその話をしました。お父さんは「明治時代には、西洋の学問を取り入れるときに『和魂洋才』という言葉も使われたんだよ」と教えてくれました。

りくは、昔の日本の人たちが、外国から学びながらも自分たちらしさを大切にしてきたことに感心しました。そして、和魂漢才という言葉を、ノートに大きく書きとめたのでした。

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