奇々怪々(ききかいかい)

「奇々怪々」の意味

とても不思議で、わけが分からない様子。

「奇々怪々」の使い方

鍵をかけたはずの箱から中身が消えるなんて、奇々怪々な出来事だ。

小学生に理解できる「奇々怪々」を使った物語

ある朝、あさひが教室に入ると、みんながざわざわしていました。教室で育てているメダカの水そうの水が、半分ほどに減っていたのです。

「だれかがこぼしたのかな。」でも、床はぬれていません。ふたもちゃんとしまっていました。「夜のうちに水が消えるなんて、奇々怪々だ。」クラスの男の子が言いました。

あさひは、なぞを解いてみたくなりました。水そうのまわりをよく調べると、水そうが窓のそばにあって、一日じゅう日が当たっていることに気づきました。さらに、ふたには小さなすき間がありました。

理科の先生に聞いてみると、先生は言いました。「水は、温められると目に見えない水蒸気になって、空気の中に出ていくんだよ。これを蒸発というんだ。」

あさひたちは、ためしに日なたと日かげにコップの水を置いて、毎日くらべてみました。すると、日なたのコップの水のほうが、ずっと早く減っていきました。

奇々怪々に思えた出来事にも、ちゃんと理由がありました。水そうは日かげに移され、メダカは元気に泳いでいます。あさひは、不思議なことほど調べてみるとおもしろいのだと思いました。

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