二兎を追う者は一兎をも得ず
(にとをおうものはいっとをもえず)

「二兎を追う者は一兎をも得ず」の意味

二つのことを同時にしようとすると、どちらもうまくいかないということ。

「二兎を追う者は一兎をも得ず」の使い方

友達と遊んでいる時に、宿題もやらなきゃいけないと思って、どちらも中途半端になってしまって「二兎を追う者は一兎をも得ず」だと思った。

小学生に理解できる「二兎を追う者は一兎をも得ず」を使った物語

六年生のカイトは、テストの前の週、算数と理科の勉強を同時に進めることにしました。どちらのテストも、満点をとりたかったのです。

カイトは、算数のドリルを開いたかと思うと、すぐに理科の教科書に手をのばしました。理科のノートを書いている途中で、また算数の問題が気になって、ドリルにもどります。

そんなことをくり返しているうちに、一週間がすぎてしまいました。算数のドリルは半分しか終わっておらず、理科の教科書も、最後のほうはまだ読んでいませんでした。

テストの結果は、どちらもいつもより悪い点でした。がっかりしているカイトに、お兄ちゃんが言いました。「二兎を追う者は一兎をも得ず、だよ。両方いっぺんにやろうとして、どっちも中途半端になったんじゃない?」

カイトは、たしかにそうだと思いました。次のテストの前、カイトは、月曜から水曜は算数、木曜から土曜は理科と、日を分けて勉強することにしました。

今度は、一つずつ集中して勉強できました。テストでは、算数も理科も、前よりずっといい点がとれました。カイトは「二兎を追う者は一兎をも得ずって、本当だね」と、お兄ちゃんに報告しました。

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