二兎を追う者は一兎をも得ず
( にとをおうものはいっとをもえず )

「二兎を追う者は一兎をも得ず」の意味

二つのことを同時にうまくやろうとすると、結局どちらも失敗してしまうということ。

「二兎を追う者は一兎をも得ず」の使い方

友達と遊んでいる時に、宿題もやらなきゃいけないと思って、どちらも中途半端になってしまって「二兎を追う者は一兎をも得ず」だと思った。

小学生に理解できる「二兎を追う者は一兎をも得ず」を使った物語

昔々、静かな森の中に、うさぎが二羽住んでいました。一羽は白い毛を持つ、もう一羽は茶色い毛を持つ元気なうさぎです。森の中には、おいしい野菜や果物がたくさんあって、うさぎたちは毎日楽しく遊んでいました。しかし、ある日、一人の男がその森にやってきました。彼はお腹が空いていて、うさぎを捕まえて食べようと考えました。

男は、白いうさぎと茶色いうさぎの両方を同時に捕まえようとしました。まずは白いうさぎに近づきましたが、うさぎは素早く逃げてしまいました。男はすぐに茶色いうさぎの方に目を向けましたが、そちらも逃げていきました。男は二羽を同時に追いかけることに夢中になり、どちらもうまく捕まえることができませんでした。

男はあきらめて、森を後にしました。しかし、うさぎたちは男がいなくなった後も、楽しそうに遊び続けました。「私たち、どちらも捕まえられなかったね」と白いうさぎが言いました。「そうだね、欲張って二羽を追ったから、どちらも逃げちゃったんだ」と茶色いうさぎが答えました。二羽のうさぎは、気をつけていればもっと楽しい時間を過ごせることに気付きました。

このお話から学べることは、欲張らずに一つのことに集中することが大切だということです。たくさんのことを同時にやろうとすると、結局は何も成功しないかもしれません。男のように、目の前のことにしっかり取り組むことが大切です。二羽のうさぎたちのように、楽しい時間を過ごすためには、一つずつ大切にしていくことが大事なのです。

慣用句 学習用問題