背に腹はかえられぬ
(せにはらはかえられぬ)

「背に腹はかえられぬ」の意味

大切なことのためには、ほかのことを犠牲にするのもしかたがないということ。

「背に腹はかえられぬ」の使い方

背に腹はかえられぬので、楽しみにしていたおやつ代を参考書に使った。

小学生に理解できる「背に腹はかえられぬ」を使った物語

サクラは、ずっと楽しみにしていた友だちの誕生日会の日に、熱を出してしまいました。朝起きると、体がだるく、頭も痛みます。

誕生日会のために、サクラはプレゼントを用意し、手紙も書いていました。「どうしても行きたい」とサクラが言うと、お母さんは困った顔をしました。

体温計で測ると、三十八度ありました。お母さんは言いました。「行きたい気持ちはわかるけど、背に腹はかえられないよ。むりをして、もっと悪くなったら大変だし、友だちにうつしてしまうかもしれないでしょう」

サクラは、なみだをこらえながら、うなずきました。お母さんは、友だちのお母さんに電話をして、欠席することを伝えてくれました。

その日の夕方、友だちが、誕生日会のケーキを一切れ、サクラの家までとどけてくれました。「元気になったら、いっしょに食べようね」というメッセージもついていました。

三日後、すっかり元気になったサクラは、友だちにプレゼントと手紙をわたしました。「あのときは、背に腹はかえられなかったけど、ちゃんとわたせてよかった」と、サクラは笑顔で言いました。

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