蛇ににらまれた蛙
(へびににらまれたかえる)

「蛇ににらまれた蛙」の意味

こわいものの前で、体がすくんで動けなくなる様子のたとえ。

「蛇ににらまれた蛙」の使い方

大きな犬にほえられて、妹は蛇ににらまれた蛙のように動けなくなった。

小学生に理解できる「蛇ににらまれた蛙」を使った物語

四年生のハルトは、町の空手教室に通っています。ある日、教室に、全国大会で優勝したことのある先生がやってきて、練習を見てくれることになりました。

先生は大きな体で、するどい目をしていました。練習の最後に、ハルトはその先生と組み手をすることになりました。

向かい合ったとたん、ハルトは体がかたまってしまいました。先生がじっとこちらを見ているだけで、足が一歩も前に出ません。練習で覚えた技も、頭から消えてしまいました。

組み手が終わると、いつもの空手の先生が笑って言いました。「ハルトくん、まるで蛇ににらまれた蛙だったね。でも、強い人と向き合うと、だれでも最初はそうなるんだよ」

全国大会で優勝した先生も、やさしく言いました。「動けなくなったら、まず深呼吸をしてごらん。気持ちが落ち着けば、体も動くようになるよ」

それからハルトは、試合の前に深呼吸をするようにしました。次の大会では、強そうな相手と向き合っても、蛇ににらまれた蛙にはならずに、思い切り技を出すことができました。

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