苦しいときの神頼み
(くるしいときのかみだのみ)

「苦しいときの神頼み」の意味

ふだんは神を気にかけない人が、困ったときだけ神に助けを求めること。

「苦しいときの神頼み」の使い方

ふだんは神社に行かない兄が、試験の前の日だけお参りに行った。苦しいときの神頼みだ。

小学生に理解できる「苦しいときの神頼み」を使った物語

六年生のユウキは、ふだんはあまり勉強をしません。家に帰ると、すぐにゲームを始めてしまいます。

ある日、明日が漢字テストだということに、夜になってから気がつきました。しかも、今回は五十問もあります。ユウキはあわてて教科書を開きましたが、覚えていない漢字ばかりでした。

困ったユウキは、部屋の窓から夜空を見上げて、手を合わせました。「神様、どうか明日のテストでいい点がとれますように」

それを見ていたお姉ちゃんが、あきれて言いました。「苦しいときの神頼み、だね。ふだんは神様のことなんて考えてないのに。神様にたのむより、今から一つでも多く覚えたほうがいいよ」

ユウキは、しかたなく机に向かい、まちがえやすい漢字を一つずつノートに書いて練習しました。次の日のテストは、思っていたよりは書けましたが、満点にはほど遠い点数でした。

その日の夜、ユウキは決めました。「苦しいときの神頼みにならないように、毎日少しずつ勉強しよう」。ユウキは、一日五個ずつ、漢字の練習をするようになりました。

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