棚からぼた餅
(たなからぼたもち)

「棚からぼた餅」の意味

思いがけない幸運が、苦労せずに転がりこんでくること。

「棚からぼた餅」の使い方

近所の人からもらったケーキが二つ余って、棚からぼた餅で二つとも食べられた。

小学生に理解できる「棚からぼた餅」を使った物語

日曜日、カイトは家でごろごろしていました。宿題も終わり、何をしようか考えていたところに、玄関のチャイムが鳴りました。

来たのは、となりの家のおばあさんでした。「親せきからりんごがたくさん届いたの。一人じゃ食べきれないから、よかったらどうぞ」と、大きな箱を差し出してくれたのです。

カイトとお母さんはお礼を言って、箱を受け取りました。中には、つやつやの真っ赤なりんごがぎっしり入っていました。

夜、お父さんが帰ってくると、カイトは得意そうに箱を見せました。「何もしてないのに、りんごがこんなにもらえたんだよ」

お父さんは笑って言いました。「それは棚からぼた餅だね。思いがけないいいことが、向こうから転がりこんできたんだ」

次の日、お母さんはそのりんごでアップルパイを焼きました。カイトは一切れをお皿にのせて、おばあさんの家に届けました。

「まあ、うれしい」とおばあさんは目を細めました。棚からぼた餅のようなできごとが、今度はおばあさんの笑顔につながったのです。カイトは、もらったうれしさを分けることの楽しさを知りました。

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