怪我の功名
(けがのこうみょう)

「怪我の功名」の意味

失敗や何気なくしたことが、思いがけずよい結果になること。

「怪我の功名」の使い方

道をまちがえたおかげで、おいしいパン屋さんを見つけた。怪我の功名だ。

小学生に理解できる「怪我の功名」を使った物語

図工の時間、アカリは画用紙に夕焼けの空をかいていました。オレンジ色の絵の具をのせようとしたとき、筆から黒い絵の具がぽたりと落ちてしまいました。

「せっかくきれいにかけていたのに」とアカリはがっかりしました。黒いしみは、空のまん中に大きく広がっていました。

となりの席のケンが言いました。「そのしみ、鳥の形に見えるよ」

アカリがよく見ると、確かに羽を広げたカラスのように見えます。アカリはしみに羽とくちばしをかき足し、夕焼けの空を飛んで帰る鳥にしました。さらに、遠くに小さな鳥を何羽かかき加えました。

できあがった絵を見た先生は、「空の広さが伝わってくるね」とほめてくれました。その絵は、学校の廊下にかざられることになったのです。

家に帰ってその話をすると、おじいちゃんが言いました。「それは怪我の功名だね。失敗が、思いがけずいい結果につながったんだ」

アカリはうれしくなりました。失敗してもすぐにあきらめず、どうしたらいいかを考えてみることが大切なのだと、アカリは思いました。

意味や気持ち・場面から言葉を探す

広告この言葉をもっと学べる本

Amazonのアソシエイトとして、故事成語辞典は適格販売により収入を得ています。広告について

慣用句 学習用問題