昔々、ある小さな村に、勉強が大好きな少年がいました。彼は毎日、学校から帰ると宿題をするのが日課でした。しかし、宿題が多い日は、彼はいつもため息をつくのです。「どうしてこんなにたくさんの問題を解かなければならないんだろう」と思いながら、苦しい気持ちで鉛筆を握りしめていました。
そんなある日、彼は友達と遊ぶ約束をしました。楽しみな気持ちでいっぱいになった彼は、宿題を少しだけ後回しにして、遊びに行くことにしました。友達と一緒に遊んでいると、時間を忘れるほど楽しんでしまいました。しかし、遊びすぎて宿題を終わらせる時間がなくなってしまったのです。帰ると、彼は焦りと後悔の気持ちに襲われました。
すると、彼はふと思い出しました。「苦あれば楽あり、楽あれば苦あり」と言われることを。宿題をたくさんやった後に、友達と楽しく遊ぶことができたのだから、これが人生のリズムなんだと気づいたのです。だから、次からは楽しいことをするために、しっかり宿題を片付けようと決意しました。
このように、彼は辛い宿題を終わらせることで、後に楽しい遊びが待っていると理解しました。逆に、楽しい遊びの後には宿題という苦しい時間が待っていることも、彼はしっかり受け入れることにしたのです。彼の心には「苦あれば楽あり、楽あれば苦あり」という言葉が深く根付くようになり、人生を楽しむための大切な教訓を得ることができたのでした。