一寸先は闇
(いっすんさきはやみ)

「一寸先は闇」の意味

これから先のことは、ほんの少し先でもまったくわからないこと。

「一寸先は闇」の使い方

晴れていたのに急に大雨になり、一寸先は闇だと思い知った。

小学生に理解できる「一寸先は闇」を使った物語

ソラの家族は、日曜日に海へ行く計画を立てていました。天気予報は晴れ。ソラはお父さんと、砂のお城を作る約束をしていました。

ところが、出発の朝、お父さんの車のエンジンがかかりません。修理を頼むと、直るのは夕方になると言われました。

ソラはがっかりしました。すると、お母さんが言いました。「電車とバスで行ってみようか」

電車の窓からは、いつもは車で通りすぎてしまう田んぼや川がよく見えました。バスを降りると、海辺の小さな町でお祭りが開かれていて、ソラは金魚すくいや盆踊りを楽しみました。

夕方、海に着いたころには、きれいな夕日が水平線に沈むところでした。砂のお城は小さなものしか作れませんでしたが、ソラは大満足でした。

帰りの電車で、おばあちゃんに電話をすると、おばあちゃんは笑って言いました。「一寸先は闇、というけれど、今日は悪いことのあとにいいことが待っていたんだね」

ソラは考えました。一寸先は闇。ほんの少し先のことも、だれにもわからない。だからこそ、思いどおりにいかなくても、その日を楽しむ工夫をしようと思ったのです。

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