濡れ手で粟
(ぬれてであわ)

「濡れ手で粟」の意味

苦労しないで、たくさんの利益を得ること。

「濡れ手で粟」の使い方

フリーマーケットで、家にあった使わない物が思いがけず高く売れた。まさに濡れ手で粟だ。

小学生に理解できる「濡れ手で粟」を使った物語

商店街の福引きの日、リョウタはお母さんのおつかいで、もらった福引き券を一枚だけ持っていました。

どうせティッシュだろうと思いながらガラガラを回すと、金色の玉がころんと出てきました。係の人が鐘を鳴らします。「一等、商品券一万円です!」

リョウタはびっくりして、商品券を握りしめて家に帰りました。お母さんもお父さんも目を丸くしました。

お父さんは言いました。「一回回しただけで一万円か。濡れ手で粟だね。苦労しないで、たくさんもうけることをそう言うんだよ」

リョウタはうれしくて、ゲームを買おうと考えました。でも、お母さんが言いました。「そのお金は、たまたま入ってきたものだから、家族みんなのために使おうか」

リョウタは少し考えて、うなずきました。家族で相談して、商品券はおばあちゃんの誕生日のごちそうに使うことにしました。

誕生日の日、おばあちゃんはとても喜んでくれました。濡れ手で粟のようなお金でも、みんなが笑顔になる使い方をすれば、もっとうれしいのだとリョウタは思いました。

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