漁夫の利
( ぎょふのり )

「漁夫の利」の意味

二人が争っている間に、別の誰かが何もせずに得をするということ。

「漁夫の利」の使い方

友達とサッカーの試合をしていたら、二人が激しく争っている間に、他のチームの選手がボールを奪ってゴールを決めていて、まさに「漁夫の利」だと思った。

小学生に理解できる「漁夫の利」を使った物語

ある日、広い浜辺でシギとハマグリが激しく争っていました。シギはハマグリをついばんで、ハマグリは必死に身を守ろうと殻を閉じていました。この様子を見ていた漁夫は、二匹の争いをじっと見つめていました。彼は、シギとハマグリが争っている間に、自分の利益を得るチャンスを伺っていたのです。

争いが続く中、漁夫は静かに近づきました。シギがハマグリをついばんでいる間、その隙をついて漁夫はハマグリを手に取りました。シギもハマグリも、目の前の争いに夢中で、漁夫の存在に気づいていなかったのです。ついに漁夫は、何もせずにハマグリを捕まえ、得意満面で浜を離れました。

この出来事を見た村の人々は、漁夫の巧妙さを称賛しました。「二者が争っている隙に、第三者が利益を得る」という教訓が村人たちの心に刻まれました。争うことだけに集中していると、他の誰かに大事なものを奪われてしまうことがあるということを、彼らは学んだのです。

時を経て、この物語は「漁夫の利」という言葉として語り継がれるようになりました。今では、学校や家庭で使われることも多く、友達同士のゲームでも、争っている間に他の人が得をすることがあると、みんなで笑い合います。この教訓を忘れずに、争いごとよりも協力の大切さを知ることが、みんなにとって素晴らしい未来をつくる鍵となるでしょう。

慣用句 学習用問題