親しき仲にも礼儀あり
( したしきなかにもれいぎあり )

「親しき仲にも礼儀あり」の意味

どんなに親しい友だちでも、相手に対する礼儀は大切だということ。

「親しき仲にも礼儀あり」の使い方

友だちにお菓子を貸していたら、いつも返してくれないことが多くて、そのたびにちょっとイライラしてしまう。そこで、彼に「親しき仲にも礼儀ありなんだから、次からはちゃんと返してね」と言いたいと思った。

小学生に理解できる「親しき仲にも礼儀あり」を使った物語

昔々、ある村にリョウとミナという二人のとても仲の良い友だちがいました。彼らは毎日一緒に遊び、何でも一緒にするほどでした。しかし、親しくなるにつれて、だんだんとお互いに遠慮をしなくなり、言いたいことをそのまま口にするようになりました。最初は楽しかったのですが、次第に小さなことで言い争いをすることが増えてしまったのです。

ある日、リョウがミナに「この本、貸してほしい!」とお願いしました。ミナは快く貸しましたが、リョウは本を借りた後、なかなか返してくれませんでした。ミナは「友だちだから、少しくらい待っていてもいいかな」と思ったものの、何度も返してほしいと催促するうちに、だんだん気持ちがイライラしてきました。

そんなある日、村のおじいさんが二人の様子を見て、優しい声で言いました。「親しき仲にも礼儀ありだよ。親しいからこそ、相手に対する思いやりや礼儀を忘れちゃいけないんだ」と。リョウとミナは、その言葉にハッとしました。おじいさんの言葉を思い出し、彼らはお互いにもっと気を使うことを決意しました。

その後、リョウはミナに本を返すときに、「ごめんね、遅くなって」と一言添えるようになりました。また、ミナもリョウに貸したお菓子を返すときには、「ありがとう、また貸してね!」と言うようにしました。こうして二人は、さらに仲良くなることができました。やはり、親しい友だちとの関係には、礼儀が大切だということを学んだのです。

慣用句 学習用問題