藪をつついて蛇を出す
(やぶをつついてへびをだす)

「藪をつついて蛇を出す」の意味

しなくてもよい余計なことをして、かえって災いを招くこと。

「藪をつついて蛇を出す」の使い方

母の機嫌がいいのに、テストの点数の話をするのは藪をつついて蛇を出すようなものだ。

小学生に理解できる「藪をつついて蛇を出す」を使った物語

ある日の夕方、ハルキは妹のミナといっしょに、リビングでテレビを見ていました。ミナは、お母さんが大切にしている花びんを、ボールで少し欠けさせてしまったことをまだだれにも話していませんでした。

お母さんは、花びんが欠けていることに気づいていませんでした。ところがハルキは、つい口をすべらせてしまいました。「ねえお母さん、あの花びん、前からちょっと欠けてたっけ?」

お母さんは花びんを見て、「本当だ。だれがやったの?」と聞きました。ミナは泣きそうになって正直に話しましたが、話はそれだけで終わりませんでした。

「そういえば、リビングでボール遊びをしていいって言ったのはだれ?」とお母さんが聞いたのです。実は、遊ぼうと言い出したのはハルキでした。結局、ハルキまでいっしょに怒られることになりました。

夜、お父さんに話すと、お父さんは苦笑いしました。「それは藪をつついて蛇を出す、だね。言わなくてもいいことを言ったせいで、自分にまで困ったことが回ってきたんだ」

ハルキは頭をかきました。「でも、花びんのことは、ちゃんとあやまったほうがよかったよね」

お父さんはうなずきました。「そうだね。大事なのは、かくすことじゃなくて、言うときの言い方を考えることだよ」。ハルキは、藪をつついて蛇を出す前に、一度考えてから話そうと思いました。

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