身から出た錆
(みからでたさび)

「身から出た錆」の意味

自分のした悪いことのせいで、自分が苦しむこと。

「身から出た錆」の使い方

宿題をためこんで夏休みの最後に泣いているのは、身から出た錆だ。

小学生に理解できる「身から出た錆」を使った物語

リクは、夏休みの宿題をずっと後回しにしていました。「まだ時間はあるから」と言って、毎日ゲームばかりしていたのです。

お母さんに「少しずつやっておきなさい」と言われても、「わかってるよ」と答えるだけでした。

夏休みの最後の三日間、リクは机にかじりつきました。けれど、読書感想文も自由研究も、まだ何も手をつけていません。夜おそくまでがんばっても終わらず、とうとう最後の日は家族で行くはずだった花火大会にも行けなくなってしまいました。

窓の外から花火の音が聞こえてきて、リクは涙が出そうになりました。

次の日、おじいちゃんが言いました。「身から出た錆、という言葉があるよ。自分のしたことのせいで、自分が苦しむことだ。だれのせいでもないから、つらいよな」

リクは何も言い返せませんでした。お母さんは何度も注意してくれていたのに、聞かなかったのは自分だったからです。

冬休みが始まると、リクは最初の日に宿題の予定表を作りました。毎日少しずつ進め、最後の週には家族とスキーに行くことができました。リクは、身から出た錆で泣くのは、あの夏だけにしようと思っています。

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