ミイラ取りがミイラになる
(みいらとりがみいらになる)

「ミイラ取りがミイラになる」の意味

人を連れ戻しに行った者が、そのまま帰ってこなくなること。また、相手を説得しに行った者が、逆に相手に説得されてしまうこと。

「ミイラ取りがミイラになる」の使い方

ゲームばかりしている弟を呼びに行った姉が、いっしょになって遊びはじめた。ミイラ取りがミイラになるとはこのことだ。

小学生に理解できる「ミイラ取りがミイラになる」を使った物語

日曜日の夕方、弟のソウタが公園からなかなか帰ってきませんでした。お母さんに頼まれて、お兄さんのカズキがむかえに行きました。

公園に着くと、ソウタは友だちとけいどろの真っ最中でした。「もう帰る時間だよ」とカズキが言うと、ソウタの友だちが言いました。「お兄ちゃんもいっしょにやろうよ。あと一回だけ!」

カズキは少しだけならいいかと思い、仲間に入りました。ところが、走り回っているうちに楽しくなり、一回が二回、二回が三回になりました。気がつくと、空は真っ暗になりかけていました。

二人が急いで家に帰ると、玄関でお母さんが腕を組んで待っていました。「むかえに行ったお兄ちゃんまで帰ってこないなんて。ミイラ取りがミイラになる、とはこのことね」

カズキは「ミイラ取りがミイラ?」と首をかしげました。お母さんは、人を連れもどしに行った人が、そのまま帰ってこなくなることを言うのだと教えてくれました。

カズキははずかしくなって、「ごめんなさい」とあやまりました。ソウタもいっしょに頭を下げました。

次の日曜日、カズキはむかえに行くとき、お母さんに帰る時間を言ってから出かけました。そして、ソウタを連れて、その時間ちょうどに家に帰ってきました。

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