蒔かぬ種は生えぬ
(まかぬたねははえぬ)

「蒔かぬ種は生えぬ」の意味

何もしないでいては、よい結果は得られないこと。

「蒔かぬ種は生えぬ」の使い方

宿題を全くやらずによい点を取りたいと言う友達に、「蒔かぬ種は生えぬだよ」と言った。

小学生に理解できる「蒔かぬ種は生えぬ」を使った物語

クラスで、学校の花だんに好きな花を植えることになりました。友だちのナオは、さっそくひまわりの種をまきました。けれど、ケイタは「めんどうだな」と言って、何もしないでいました。

夏が近づくと、ナオの花だんにはひまわりがぐんぐんのびて、大きな黄色い花を咲かせました。通りかかった下級生たちが「きれい!」と集まってきます。

ケイタの場所には、草がぼうぼうと生えているだけでした。ケイタはうらやましくなって、「ぼくの所にも、何か咲けばよかったのに」とつぶやきました。

それを聞いた先生が、にっこり笑って言いました。「蒔かぬ種は生えぬ、という言葉があるよ。何もしないでいたら、いい結果は得られないという意味なんだ」

ケイタは、はっとしました。自分は種をまくことさえしていなかったのです。

その日の帰り道、ケイタはお小づかいでコスモスの種を買いました。次の日、草をぬいて土をたがやし、ていねいに種をまきました。毎朝、水やりも忘れませんでした。

秋になると、ケイタの花だんにピンクや白のコスモスがゆれていました。蒔かぬ種は生えぬ。ケイタは、何でもまず始めてみることが大切なのだと知りました。

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