糠に釘
( ぬかにくぎ )

「糠に釘」の意味

何度アドバイスをしても、全く効果がないということ。

「糠に釘」の使い方

友達に宿題を手伝ってあげようとしても、全然集中してくれなくて、まさに「糠に釘」だと思った。

小学生に理解できる「糠に釘」を使った物語

昔々、静かな村に、知恵を授けるじいさんが住んでいました。じいさんは村の子供たちに、たくさんのことを教えたくてたまりませんでした。たとえば、どうすれば美味しい料理が作れるのか、どうやって友達と仲良くできるのか、そんなことを教えようといつも頑張っていました。

しかし、子供たちはじいさんの話を全く聞こうとしませんでした。彼らは遊びに夢中で、じいさんの声はまるで風の音のように聞こえていたのです。じいさんが一生懸命説明をしても、子供たちはその場で笑いあったり、走り回ったりしていました。それを見たじいさんは、さすがにがっかりしました。

ある日、じいさんは「糠に釘を打つようなものだな」と思いました。糠とは、米を精米したときに出る殻のようなもので、じいさんが釘を打ち込もうとすると、まったく効き目がないことが分かってしまったのです。じいさんは子供たちの無関心に心を痛め、それでもあきらめずに教えようとしました。

時が経つにつれ、じいさんの努力が実を結ぶ瞬間が訪れました。ある日、子供たちがじいさんの教えを思い出し、彼の知恵を借りるために集まることになったのです。彼らはじいさんの話を真剣に聞き、じいさんもようやく自分の言葉が響いたと感じることができたのでした。こうして、じいさんの教えは村の宝物となり、「糠に釘」という言葉は、時に無駄に思える努力も、決して無駄ではないかもしれないと教えてくれました。

慣用句 学習用問題