玉に瑕
(たまにきず)

「玉に瑕」の意味

すばらしいものに、ほんの少しだけ欠点があること。

「玉に瑕」の使い方

この作文はとてもいいけれど、字が少し雑なのが玉に瑕だ。

小学生に理解できる「玉に瑕」を使った物語

エミのクラスの学級委員、ハルトくんは、勉強もスポーツもよくできます。だれにでもやさしく、困っている人がいるとすぐに手を貸してくれるので、クラスのみんなから頼りにされていました。

ただ一つ、ハルトくんには困ったところがありました。とにかく字が読みにくいのです。黒板に書く連絡も、ノートの字も、くねくねしていて、何と書いてあるのかわかりません。

ある日、ハルトくんが黒板に書いた「明日は体そう服」という連絡を、何人かが「明日はたいそうな服」と読んでしまい、教室は笑いに包まれました。

先生も笑いながら言いました。「ハルトくんは何でもよくできるのに、字だけは玉に瑕だね。すばらしいものに、ほんの少しだけ欠点があることを、そう言うんだよ」

ハルトくんは頭をかいて、「自分でもわかってるんです」と言いました。

その日から、ハルトくんは書写のお手本を見ながら、毎日少しずつ字の練習を始めました。エミも、きれいに書けるこつを教えてあげました。

学期の終わりには、ハルトくんの字はずいぶん読みやすくなっていました。玉に瑕がなくなりつつあるハルトくんを見て、エミは自分も苦手なことに取り組んでみようと思いました。

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