故事成語辞典
人の好みはさまざまであること。
私は納豆が苦手だけれど、弟は毎朝食べている。蓼食う虫も好き好きだ。
給食の時間、今日のメニューにはピーマンの肉づめが出ました。クラスのほとんどの子が「ピーマン、苦手」と顔をしかめていました。ところが、ミナトだけはにこにこしながら、ピーマンの肉づめをおいしそうに食べていました。「この苦いところがいいんだよ」とミナトが言うと、まわりの子たちは「信じられない」と笑いました。すると、となりの席のアヤが言いました。「わたしは、みんなが好きなプリンがあまり好きじゃないんだ。甘すぎるんだもん」みんなはびっくりしました。プリンが苦手な人がいるなんて、考えたこともなかったのです。そこで担任の先生が言いました。「蓼食う虫も好き好き、という言葉があります。蓼という草はとても辛いけれど、それを好んで食べる虫もいる。人の好みはさまざまだ、という意味です」先生は続けました。「自分とちがう好みの人がいても、それはおかしいことではないんですよ」それから、クラスでは「好きな食べ物、苦手な食べ物」を紹介し合う時間ができました。納豆が大好きな子、トマトが苦手な子、カレーは辛口しか食べない子。いろいろな好みがあって、みんなで笑い合いました。蓼食う虫も好き好き。ミナトは、ちがいを知るのは楽しいことだと思いました。
給食の時間、今日のメニューにはピーマンの肉づめが出ました。クラスのほとんどの子が「ピーマン、苦手」と顔をしかめていました。
ところが、ミナトだけはにこにこしながら、ピーマンの肉づめをおいしそうに食べていました。「この苦いところがいいんだよ」とミナトが言うと、まわりの子たちは「信じられない」と笑いました。
すると、となりの席のアヤが言いました。「わたしは、みんなが好きなプリンがあまり好きじゃないんだ。甘すぎるんだもん」
みんなはびっくりしました。プリンが苦手な人がいるなんて、考えたこともなかったのです。
そこで担任の先生が言いました。「蓼食う虫も好き好き、という言葉があります。蓼という草はとても辛いけれど、それを好んで食べる虫もいる。人の好みはさまざまだ、という意味です」
先生は続けました。「自分とちがう好みの人がいても、それはおかしいことではないんですよ」
それから、クラスでは「好きな食べ物、苦手な食べ物」を紹介し合う時間ができました。納豆が大好きな子、トマトが苦手な子、カレーは辛口しか食べない子。いろいろな好みがあって、みんなで笑い合いました。蓼食う虫も好き好き。ミナトは、ちがいを知るのは楽しいことだと思いました。
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