絵に描いた餅
(えにかいたもち)

「絵に描いた餅」の意味

どんなにすばらしくても、実際には役に立たないもの。また、実現しない計画のたとえ。

「絵に描いた餅」の使い方

毎日五時間勉強する計画を立てたけれど、絵に描いた餅に終わった。

小学生に理解できる「絵に描いた餅」を使った物語

夏休みの初め、ケンタは大きな紙に「夏休みの計画」を書きました。毎朝六時に起きてランニング、午前中に宿題を全部、午後は読書を三時間、夜は日記。

「これで完ぺきだ!」とケンタは計画表を壁にはりました。

ところが、最初の朝、ケンタは七時半に目を覚ましました。ランニングはあきらめ、宿題を始めたものの、一時間で集中が切れてしまいました。読書三時間なんて、とても続きません。

三日目、計画表を見たお姉さんが言いました。「これじゃあ絵に描いた餅だね。どんなにすばらしい計画でも、実際にできなければ役に立たないってこと」

ケンタはがっかりしました。でも、言われてみればそのとおりです。自分にできないことばかり書いていたのです。

そこで、お姉さんといっしょに計画を作り直しました。朝は七時に起きる、宿題は一日に二ページ、読書は寝る前に二十分。そのかわり、毎日必ずやると決めました。

新しい計画は、夏休みの最後まで続きました。宿題は八月の半ばに終わり、読んだ本は十五冊になりました。絵に描いた餅にしないためには、できることから計画を立てることが大切なのだと、ケンタは知りました。

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