弱り目に祟り目
(よわりめにたたりめ)

「弱り目に祟り目」の意味

困っているときに、さらに困ったことが重なること。

「弱り目に祟り目」の使い方

風邪で寝ているうえに楽しみにしていた遠足の日だなんて、弱り目に祟り目だ。

小学生に理解できる「弱り目に祟り目」を使った物語

日曜日、ナナは朝から熱っぽく、かぜをひいてしまいました。楽しみにしていた友だちとの映画も、行けなくなってしまいました。

ふとんの中でしょんぼりしていると、今度は家の電話が鳴りました。おばあちゃんからで、今日来る予定だったのが、雨で電車が止まって来られなくなったというのです。ナナはおばあちゃんに会えるのを楽しみにしていたので、さらにがっかりしました。

お昼には、お母さんが作ってくれたおかゆを、うっかりひっくり返してパジャマにこぼしてしまいました。

「もういやだ」とナナが泣きそうになっていると、お母さんが新しいパジャマを持ってきて言いました。「弱り目に祟り目、だね。困っているときに、さらに困ったことが重なることをそう言うの。今日はそういう日なんだよ」

お母さんは、ナナのおでこにひんやりしたタオルをのせてくれました。「でも、こんな日は、ゆっくり休むのが一番」

ナナは目をつぶって、ぐっすり眠りました。目が覚めると、熱は下がっていて、おばあちゃんからは「来週行くね」というメッセージが届いていました。弱り目に祟り目の一日も、休んでいるうちに少しずつ明るくなっていったのです。

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