負けるが勝ち
(まけるがかち)

「負けるが勝ち」の意味

争わずに相手に勝ちをゆずるほうが、結局は得になること。

「負けるが勝ち」の使い方

ここは弟にゆずっておこう。負けるが勝ちだ。

小学生に理解できる「負けるが勝ち」を使った物語

兄のタイガと弟のコウは、テレビのチャンネルをめぐって言い争いになりました。タイガはサッカーの試合、コウはアニメが見たかったのです。

「ぼくが先にリモコンを持ってた」「いや、ぼくが見るって言ったのが先だ」。二人とも引かず、声はどんどん大きくなりました。

そのうち、タイガはふと考えました。このまま言い合っていたら、お母さんに怒られて、二人ともテレビを消されてしまうかもしれません。

タイガはリモコンをコウにわたしました。「いいよ、アニメ見な。サッカーは録画しておくから」

コウはびっくりして、うれしそうにアニメを見始めました。アニメが終わると、コウは自分から言いました。「お兄ちゃん、ありがとう。次はお兄ちゃんの番ね」

その夜、二人は並んで録画したサッカーの試合を見ました。コウもいっしょに応援してくれたので、一人で見るよりずっと楽しかったのです。

様子を見ていたお父さんが、タイガに言いました。「負けるが勝ち、だね。争わずに相手にゆずったほうが、結局は得になることもあるんだよ」

タイガは照れくさそうに笑いました。負けるが勝ち。ゆずったおかげで、けんかもせず、弟とも仲よくサッカーを見られたのです。

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