ある日、少年は友達の家に遊びに行きたいと思い、手紙を書きました。手紙には「明日遊びに行くから、遊ぼう!」と書かれていました。彼はその手紙を郵便屋さんに渡して、ワクワクした気持ちで待っていました。
しかし、次の日になっても友達からの返事は来ませんでした。少年は朝から晩まで何度も時計を見つめ、友達が返事をくれることを期待していました。だけど、彼が待てど暮らせど、友達からの言葉は一向に届きません。
そのうち、少年はだんだん心配になってきました。「もしかして、手紙が届いていないのかもしれない」と思い、再び郵便屋さんに聞きに行きました。でも、郵便屋さんも「そんな手紙は見たことがない」と言うばかり。少年はどうしても友達と遊びたかったのに、まるで手紙が天に消えてしまったかのように、何も返ってこないのです。
結局、少年は友達の家に行くことができず、とても寂しい気持ちになりました。彼はその時、「連絡しても返事がないのは悲しいことだな」と思い、これが「なしのつぶて」ということなのかと実感しました。それ以来、彼は友達に連絡する時には、ちゃんと届いたかどうかを確認することを心がけるようになりました。