お茶を濁す ( おちゃをにごす )

「お茶を濁す」の意味

その場をうまくごまかすために、いいかげんなことを言ったり、行動したりすることだということ。

「お茶を濁す」の使い方

友達と遊んでいて、宿題を忘れてしまったことを親に聞かれたとき、まさに「お茶をにごす」だと思った。

小学生に理解できる「お茶を濁す」を使った物語

ある日、小さな村に住むタケルくんは、友達と遊びすぎて、家に帰る時間をすっかり忘れてしまいました。夕暮れ時、急いで家に帰ると、お母さんが心配そうに待っていました。「遅れた理由を説明しなさい」と言われたタケルくんは、どうしようかと頭を悩ませました。

そこで、タケルくんは言葉を選んで、少しだけ真実を混ぜることにしました。「友達が転んで怪我をしたから、助けに行っていたんだ」と言いました。しかし、実際にはただ遊んでいただけ。タケルくんは、そんな言い訳がうまく通じるかどうか心配になり、心臓がドキドキしました。

その時、ふと思い出したのが、昔おじいさんから聞いた「お茶をにごす」という話でした。抹茶を立てるのが上手じゃない人が、お茶を作るときに、ただお湯を混ぜただけでごまかしてしまうという話です。おじいさんは、「見た目はお茶だけど、味は全然違う。それと同じように、その場をうまくごまかすために言葉を選んでいるんだよ」と教えてくれました。

タケルくんはその話を思い出し、自分が今まさに「お茶をにごす」ことをしていると気づきました。自分の言葉が本当のことではないと感じ、少し恥ずかしい気持ちになりました。「やっぱり正直に、遅れた理由を言おう」と決心し、お母さんに本当のことを話しました。すると、お母さんは優しく微笑んで、「次からは時間を守ることが大切だよ」と教えてくれました。タケルくんは、その教訓をしっかりと心に刻むことにしました。

慣用句 学習用問題