馬子にも衣装
(まごにもいしょう)

「馬子にも衣装」の意味

どんな人でも、身なりを整えればりっぱに見えること。

「馬子にも衣装」の使い方

七五三の着物を着た弟を見て、父は「馬子にも衣装だな」と笑った。

小学生に理解できる「馬子にも衣装」を使った物語

ハルトのお兄さんは、高校三年生です。ふだんは、Tシャツにジャージ姿で、髪もぼさぼさのまま学校に行きます。

ある日、お兄さんは、大学の入学試験の面接を受けることになりました。前の日、お母さんといっしょにお店に行き、新しいスーツとネクタイを買ってきました。

面接の朝、お兄さんは髪をきちんととかし、スーツに着がえて、居間に出てきました。ハルトは、思わず目を丸くしました。いつものお兄さんとは、まるで別人のように見えたのです。

お兄さんは、照れくさそうに言いました。「馬子にも衣装ってやつだろう?」。お父さんが、どんな人でも身なりを整えればりっぱに見える、という意味だと教えてくれました。

お父さんは「自分で言うなんてえらいな。よく似合っているよ」と笑って、ネクタイを直してあげました。

お兄さんは、背すじをのばして、面接に出かけていきました。夕方、帰ってきたお兄さんは、「スーツを着ていたら、なんだか自分までしゃきっとして、落ち着いて話せたよ」と言いました。

数週間後、お兄さんのもとに合格の知らせが届きました。ハルトは、馬子にも衣装という言葉を思い出しながら、自分も大事な日には、きちんとした服を着ようと思いました。

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