寝た子を起こす
(ねたこをおこす)

「寝た子を起こす」の意味

せっかくおさまっていることに、よけいな手出しをして、また問題を起こすこと。

「寝た子を起こす」の使い方

やっとおさまった兄弟げんかの話をまた持ち出すのは、寝た子を起こすようなものだ。

小学生に理解できる「寝た子を起こす」を使った物語

先週、ハルカとミオは、遠足の班決めのことで、少し言い合いになりました。でも、次の日にはおたがいにあやまって、すっかり仲直りしていました。

ところが、ある日の休み時間、同じ班のケイが、二人の前で言いました。「そういえば、先週のけんか、結局どっちが悪かったの?」

ハルカとミオは、顔を見合わせました。せっかく忘れかけていたのに、そのときのいやな気持ちが、また少しずつよみがえってきました。「あれは、ミオが先に言ったからだよ」「ちがうよ、ハルカが…」。二人は、また言い合いを始めてしまいました。

それを見ていた担任の先生が、三人を呼んで言いました。「ケイさん、寝た子を起こすようなことを言ってしまったね。せっかくおさまっていることに、よけいな手出しをして、また問題を起こすことを、そう言うんだよ」

ケイは、しゅんとしました。「ごめんなさい。ただ、気になっただけだったんです」

ハルカとミオも、はっとしました。せっかく仲直りしたのに、また同じことでけんかをするのはもったいないと思ったのです。

二人は、もう一度「ごめんね」と言い合いました。ケイも、二人にあやまりました。それから三人は、遠足の日、班でいっしょにお弁当を食べながら、楽しく笑い合いました。

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