対岸の火事
(たいがんのかじ)

「対岸の火事」の意味

自分には関係がなく、少しも痛みを感じない出来事のたとえ。

「対岸の火事」の使い方

となりの学校でかぜがはやっているのを、対岸の火事だと思っていてはいけない。

小学生に理解できる「対岸の火事」を使った物語

ある日、ニュースで、遠くの町でインフルエンザがはやっているという話をしていました。その町の小学校では、学級閉鎖が続いているそうです。

ショウタは、テレビを見ながら言いました。「ぼくたちの町は遠いから、関係ないね」

お母さんは言いました。「それは対岸の火事、と思っているのね。自分には関係がなく、少しも痛みを感じない出来事のたとえよ。でも、本当に関係ないかしら」

ショウタは首をかしげました。お母さんは続けました。「人は電車やバスで行き来するから、病気はすぐに広がることがあるのよ。今のうちに、手洗いやうがいをしっかりしておいたほうがいいね」

次の週、ショウタのクラスでも、インフルエンザで休む人が出始めました。担任の先生は、手洗いとうがいを忘れないように、みんなに話しました。

ショウタは、お母さんの言葉を思い出しました。毎日、学校から帰ると、すぐに手を洗い、うがいをするようにしていたのです。

結局、ショウタはインフルエンザにかかりませんでした。ショウタは思いました。遠くの出来事を対岸の火事と思わずに、自分のこととして考えることが大切なのだと。

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