目の敵にする(めのかたきにする)

「目の敵にする」の意味

何かにつけて相手を敵のように思い、憎むこと。

「目の敵にする」の使い方

兄は、ゲームで負けて以来、ぼくを目の敵にしている。

小学生に理解できる「目の敵にする」を使った物語

タクとリョウは、同じサッカークラブに通う同級生です。二人ともフォワードで、試合に出られるのはどちらか一人だけでした。

ある日、コーチがリョウを先発に選びました。それからというもの、タクはリョウを目の敵にするようになりました。練習でリョウがゴールを決めても拍手をせず、パスもわざと出さないようにしてしまったのです。

そんなタクの様子を見て、コーチが声をかけました。「タク、リョウばかり見ていないで、自分のプレーを見てごらん」。

タクははっとしました。リョウのことばかり考えて、自分の練習がおろそかになっていたのです。家に帰ってから、タクはこれまでの自分をふり返りました。「リョウを目の敵にしても、ぼくがうまくなるわけじゃないんだ」。

次の練習で、タクはリョウにパスを出しました。リョウがゴールを決めると、思わず二人でハイタッチをしました。

それから二人は、いっしょにシュートの練習をするようになりました。次の試合では、タクとリョウが二人そろって出場し、息の合ったプレーで点を取ったのでした。

「目の敵にする」の例文

  • 庭のトマトをつつかれてから、祖父はカラスを目の敵にしている。
  • 物語の中のいじわるな魔女は、森の妖精たちを目の敵にしていた。
  • となり町どうしの野球チームは、昔から相手を目の敵にしてきたが、今年は合同で練習をすることになった。

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