窮すれば通ず
( きゅうすればつうず )

「窮すれば通ず」の意味

困難な状況に追い込まれると、逆に新しい解決策や道が見えてくるということ。

「窮すれば通ず」の使い方

運動会のリレーで、バトンを受け取った瞬間に転んでしまったけれど、すぐに立ち上がって走り出した友達を見て、まさに「窮すれば通ず」だと思った。

小学生に理解できる「窮すれば通ず」を使った物語

昔々、ある小さな村に、一人の少年が住んでいました。彼の名前はタロウ。タロウは毎日、友達と遊んだり、勉強したりして楽しい日々を過ごしていました。しかし、ある日、彼は村の外れにある大きな森に迷い込んでしまいました。

森の中は暗く、木々が生い茂っていて、タロウはどんどん不安になりました。どれだけ歩いても出口が見つからず、心が折れそうです。「もうダメだ、どうしよう」と思っていると、ふと彼の目に入ったのは、木の上にある美味しそうな果物でした。しばらくその果物を見つめているうちに、彼は一つのアイデアが浮かびました。

果物を取るために木に登ることに決めたタロウ。木に登るのは初めてで、ドキドキしましたが、彼は自分に言い聞かせました。「やってみるしかない!」と。そして、見事に果物を手に入れた瞬間、彼はその果物を持っている手を高く上げました。その瞬間、彼の視界が開け、遠くに自分の村が見えたのです。

タロウは果物を持ったまま、村に向かって走り出しました。彼は森の中での絶望的な状況が、逆に自分を新しい発見へと導いてくれたことに気が付きました。「窮すれば通ず」という言葉を思い出し、彼はこれからも困難に立ち向かう勇気を持つことができたのです。

慣用句 学習用問題