昔々、ある小さな村に不思議なトンボが住んでいました。このトンボは特別な能力を持っていて、いろいろな遊びを楽しむことができました。しかし、彼には一つだけ弱点がありました。それは、いつも途中で飽きてしまうことでした。友達と一緒に遊んでいるときも、すぐに他のことに興味を持ってしまうのです。
ある日、トンボは友達と一緒にお花畑で遊ぶことになりました。彼は花の蜜を集めて、いろんな種類の花に触れることができることにワクワクしていました。ところが、楽しそうなことが始まるとすぐに、他の花に目が移ってしまい、飛び回ってはすぐに降りてきてしまいました。友達は「もう少し一緒に遊ぼうよ!」と言ったけれど、トンボは「こっちの花も見たい」と言って、また飛んでいってしまいました。
そうしているうちに、中途半端に遊び終わってしまったトンボは、いつの間にか周りの友達が離れてしまったことに気づきました。彼は自分が尻尾のように途中で切れてしまったことを反省しました。「もっと長く遊んでいれば、もっと楽しかったのに」と思いながら、彼は自分の行動を振り返りました。
それからというもの、トンボは少しずつ、物事を最後までやり遂げることの大切さを学んでいきました。友達との遊びだけでなく、自分の好きなことにも、しっかりと向き合うようになりました。だからこそ、彼のトンボの仲間たちも、彼を見習って、みんなで遊ぶことがもっと楽しくなったのです。こうして、尻切れトンボという言葉は、物事を中途半端に終わらせないようにしようという教訓として、村中に広まったのです。