地獄で仏
(じごくでほとけ)

「地獄で仏」の意味

とても困っているときに、思いがけない助けに出会うこと。

「地獄で仏」の使い方

道に迷って困っていたら、同じクラスの子が通りかかった。まさに地獄で仏だった。

小学生に理解できる「地獄で仏」を使った物語

遠足の日、ハルカたちの班は、山の上の公園でお弁当を食べました。ところが、帰りの集合場所へ向かうとちゅう、道をまちがえてしまいました。

どこを歩いても、見たことのない景色ばかりです。地図を見ても、自分たちがどこにいるのかわかりません。集合の時間はせまってくるし、空もくもってきました。班のみんなは、だんだん泣きそうな顔になってきました。

そのとき、うしろから「どうしたの?」と声がしました。ふり返ると、犬の散歩をしている地元のおばあさんが立っていました。

ハルカが事情を話すと、おばあさんは「その公園なら、この道をまっすぐ行けばすぐよ。いっしょに行きましょう」と言って、集合場所まで案内してくれました。

集合場所に着くと、先生が心配そうに待っていました。ハルカたちは、時間ぎりぎりで間に合ったのです。

帰りのバスの中で、ハルカは先生にその話をしました。先生は「それは地獄で仏だったね」と言いました。とても困っていたときに、思いがけず助けてもらえたことを、そう言うのだそうです。

次の週、ハルカたちの班は、おばあさんにお礼の手紙を書いて送りました。

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