そうは問屋が卸さない
(そうはとんやがおろさない)

「そうは問屋が卸さない」の意味

物事は、そんなに自分の都合のよいようにはいかないこと。

「そうは問屋が卸さない」の使い方

一夜づけで百点を取ろうとしたが、そうは問屋が卸さなかった。

小学生に理解できる「そうは問屋が卸さない」を使った物語

テストの前の日、ダイキは考えました。「今日は一時間だけ勉強して、あとはゲームをしよう。たぶん、なんとかなるさ」。

次の日のテストは、思ったよりずっとむずかしい問題ばかりでした。ダイキは何問もわからず、えんぴつを持ったまま固まってしまいました。

返ってきたテストは、いつもよりずっと低い点数でした。ダイキががっかりしていると、お兄さんがテストをのぞきこんで言いました。

「一時間だけ勉強して、いい点をとろうと思ったんだろう。でも、そうは問屋が卸さないよ」

「どういう意味?」とダイキが聞くと、お兄さんは「自分に都合のいいようには、なかなかいかないってことさ」と教えてくれました。

ダイキは、くやしくてたまりませんでした。そして、次のテストまで、毎日三十分ずつ勉強することに決めました。

二週間後のテストで、ダイキの点数はぐんと上がりました。お兄さんは「楽をしようとしても、そうは問屋が卸さない。でも、がんばればちゃんと結果が出るんだな」と言って、ダイキの頭をなでてくれたのでした。

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