叩けば埃が出る
(たたけばほこりがでる)

「叩けば埃が出る」の意味

どんな人や物事でも、細かく調べれば欠点や悪いところが出てくること。

「叩けば埃が出る」の使い方

完ぺきに見える兄にも叩けば埃が出るもので、押し入れの中はぐちゃぐちゃだった。

小学生に理解できる「叩けば埃が出る」を使った物語

アキラのクラスでは、学級新聞の記事を書くことになりました。アキラの班は、「町でいちばん人気のパン屋さん」を取材することにしました。

パン屋さんのご主人は、とてもやさしく、お店の中をていねいに案内してくれました。アキラは「何もかも完ぺきなお店だ」と思い、ほめることばかりを記事に書きました。

ところが、記事を読んだ担任の先生が言いました。「いい記事だね。でも、どんなお店でも、叩けば埃が出るものだよ。お店の人が困っていることも聞いてみたら、もっと深い記事になるかもしれないね」。

アキラは、もう一度パン屋さんへ行き、「お店で困っていることはありますか」と聞いてみました。

ご主人は少し考えてから答えました。「実は、朝早く起きるのがつらくてね。それに、売れ残ったパンをどうするかも、いつも悩んでいるんだ」。完ぺきに見えたお店にも、ちゃんと苦労があったのです。

アキラは、その話も記事に書き加えました。売れ残りを減らすための工夫も、くわしく紹介しました。

できあがった新聞を見て、ご主人は「本当のことを書いてくれてありがとう」とよろこんでくれました。叩けば埃が出るけれど、それをかくさないことも大切なのだと、アキラは思ったのでした。

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