手の平を返す
( てのひらをかえす )

「手の平を返す」の意味

少しの間に人の態度や考え方が大きく変わること、ということ。

「手の平を返す」の使い方

友達と遊ぶ約束をしていたのに、急に他の友達と遊びたくなったとき、まさに「手の平を返す」だと思った。

小学生に理解できる「手の平を返す」を使った物語

昔々、ある小さな村に、元気なおじいさんが住んでいました。彼は村の皆に愛され、特に手先が器用で、農作物を育てるのが大好きでした。毎年、彼が育てた野菜は村の自慢でした。しかし、ある年、村に大きな台風がやってきて、彼の畑はめちゃくちゃになってしまったのです。村人たちは心配して、おじいさんを見舞いに行きました。

ところが、村人たちは最初は心配していたものの、次第に「もうおじいさんはダメだろう」と思い始め、おじいさんのことをあまり気にかけなくなってしまいました。おじいさんは悲しくなってしまい、「もう誰も私のことを助けてくれないのか…」と落ち込んでいました。そんな時、村の子供たちが集まってきて、おじいさんを励ますために一緒に畑を手伝うことを決めました。

子供たちの応援に元気をもらったおじいさんは、再び畑で作業を始めました。みんなで力を合わせて作業をするうちに、作物は少しずつ元気を取り戻していきました。村人たちはその様子を見て、「おじいさんが頑張っているなら、私たちも手伝おう!」と態度を変え、次々と手を貸しに来てくれました。おじいさんは、そんな村人たちの姿を見て、心が温かくなりました。

そして、数ヶ月後、見事な畑が出来上がり、豊作の季節がやってきました。村人たちはおじいさんの作物をみんなで分け合い、大喜びしました。この出来事を通じて、村人たちは「手の平を返す」ということがどういうことかを学びました。おじいさんも、助け合うことの大切さを感じ、村がひとつになったことに感謝しました。

慣用句 学習用問題