立つ鳥跡を濁さず
(たつとりあとをにごさず)

「立つ鳥跡を濁さず」の意味

立ち去るときは、あとが見苦しくないように、きちんと始末をしておくべきだという教え。

「立つ鳥跡を濁さず」の使い方

立つ鳥跡を濁さずと言うので、卒業前に教室をすみずみまでそうじした。

小学生に理解できる「立つ鳥跡を濁さず」を使った物語

六年生のメイは、卒業式を一週間後にひかえていました。六年間通った教室とも、もうすぐお別れです。

ある日、担任の先生がクラスのみんなに言いました。「立つ鳥跡を濁さずという言葉があります。卒業する前に、お世話になった教室をきれいにしていきましょう」。

メイたちは、さっそく大掃除を始めました。机の中をからっぽにし、いすの足についたほこりもていねいにふきました。ロッカーのすみからは、なくしたと思っていた消しゴムやメモが出てきて、みんなで笑い合いました。

掃除をしながら、メイは六年間の思い出を一つひとつ思い出しました。初めて教室に入った日のこと、友だちとけんかして仲直りしたこと……。

最後に、メイたちは黒板に「四月から来る後輩のみなさんへ」とメッセージを書きました。「この教室で、楽しい思い出をたくさん作ってください」。

ぴかぴかになった教室を見て、先生がうれしそうに言いました。「みんな、立つ鳥跡を濁さずだね。次にこの教室を使う人も、きっと気持ちよく過ごせるよ」。

メイは、きれいになった教室を見わたし、胸をはって卒業の日をむかえようと思ったのでした。

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