化けの皮を剥がす
(ばけのかわをはがす)

「化けの皮を剥がす」の意味

隠していた本当の姿や正体を、あばくこと。

「化けの皮を剥がす」の使い方

探偵は、紳士のふりをしていた男の化けの皮を剥がした。

小学生に理解できる「化けの皮を剥がす」を使った物語

ユウキのクラスでは、学級文庫の本がよくなくなって困っていました。だれかが借りたまま、返していないようです。

学級会で話し合っていると、カズマが胸をはって言いました。「ぼくは、ちゃんと全部返してるよ」。カズマはいつもまじめなことを言うので、みんなに信頼されていました。

ところが次の週、図書係のユウキが本を整理していて、カズマの机の横のふくろから、学級文庫の本が五冊も出てきたのです。

カズマは真っ赤になって、「わすれていただけなんだ」と言いました。友だちのリナが、そっとユウキに耳打ちしました。「化けの皮を剥がされちゃったね」。

ユウキは少し考えてから言いました。「でも、カズマはわざとかくしていたわけじゃないと思うよ。ぼくだって、借りたことを忘れることはあるもの」。

そしてユウキは、本に貸し出しカードを付けることを、クラスに提案しました。借りた人と日付を書いておけば、だれでも忘れずにすみます。

カズマは次の日、みんなの前で「ごめんなさい」とあやまり、貸し出しカード作りを手伝ってくれました。人の化けの皮を剥がすより、みんなが困らない仕組みを作るほうが大事なんだな、とユウキは思ったのでした。

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